こんにちは!!
1月に入り急性症状の患者様が増えております。その中で坐骨神経痛を伴う腰痛の方が多いです。今回は坐骨神経痛についてお知らせ致します。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれるような痛みがあらわれます。
原因
年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが多く、高齢になると、腰部脊柱管狭窄が増えてきます。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニアとも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって神経根が圧迫され、下半身に痛みやしびれるような痛みを引き起こします。
「背骨(脊椎ともいいます)は、身体を支える役割とともに、脳から背骨に沿って延びてきた神経(脊髄)を守る役割も担っています。この神経が走っている背骨の隙間のことを「脊柱管」といいます。
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄(ようぶ せきちゅうかん きょうさく)とは、文字通り、腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態のことで、50代を超えた中高年に多く見られます。
脊柱管が老化などが原因で狭くなり、神経根※や馬尾※と呼ばれる部分が圧迫され、下半身に痛みやしびれるような痛み、麻痺や間欠跛行(かんけつ はこう)と呼ばれる痛みによる歩行障害を伴うこともあります。
※神経根:脊髄が分かれて身体の各部分に行く神経の根っこの部分※馬尾:脊髄の末端の枝分かれした神経の束。馬のしっぽに似ていることから馬尾といわれます。
腰椎椎間板ヘルニア
背骨(脊椎)は、「椎体」という骨と、その間でクッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」が交互に積み重なっています。椎間板の中にはゼリー状の「髄核(ずいかく)」という部分があり、椎間板ヘルニアでは、何らかの理由でこの髄核が押し出され、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることで痛みやしびれるような痛みが起こります。
この状態が腰のあたりの背骨で生じたのが「腰椎椎間板ヘルニア」で、下半身に痛みが起こります。
梨状筋症候群・その他
お尻の奥にお尻を横切るようについている筋肉(梨状筋)の中を走っている坐骨神経が、外傷やスポーツ活動などで圧迫されて起こる、痛みのことを「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」といいます。
以下のような疾患も、坐骨神経痛を起こすことがあります。
・脊椎・脊髄のがん
・骨盤内のがん
症状
坐骨神経痛は中高年の方に多く見られ、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて、鋭い痛みやしびれるような痛み、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれます。
こうした症状は、脚の一部分だけに強く感じることもあれば、脚全体に強く感じる場合もあります。
治療法
まず、第一に患者さまの状態を確認させていただき、しびれや痛みを起こす原因となっている硬直した筋肉の痛みに対する施術を行います。
また、より即効性を出すための鍼灸治療や超音波治療器などを組み合わせて、坐骨神経痛にアプローチしていきます。
次は痛みの根本的な原因でもある、骨盤や姿勢の矯正治療を行います。
痛みが緩和しても、骨格に歪みがある場合や姿勢が悪いままだと、痛みが再発する可能性があります。坐骨神経痛の場合、腰・骨盤周りの筋肉の緊張が強く、骨格に歪みが生じている場合が多くみられます。そのため、身体の土台である骨盤の矯正治療を行います。
日常生活におけるアドバイス
患者さまの姿勢や日常生活動作を伺い、再発防止に取り組みます。また、弱っている筋肉の強化と動きの悪い関節を動かす訓練を行い、再発しない身体づくりをしていきます。ご自宅で行っていただけるストレッチや体操もお伝えさせていただきます。