梨状筋症候群について🍑

梨状筋症候群について🍑

こんにちは!寒い日が続いておりますが、お元気でしょうか??

今回、寒さで下肢のシビレや痛みなどの症状が出やすい

梨状筋症候群についてお話いたします。

 

 

【梨状筋症候群とは?】

お尻にある梨状筋に坐骨神経が圧迫されることで痛みやしびれを生じる病気です。

トイレに座る、長時間自転車に座る、身体を捻るスポーツなどの行為で

坐骨神経に負荷がかかり、症状が誘発されます。

 

坐骨神経は、骨盤から出て足へ向かいますが、その際、骨盤の出口のところで、

梨状筋という筋肉とのトンネルを通ります。

この筋肉は通常柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、

お尻に痛みを起こしたり、近くを通る坐骨神経をつぶしてしまいしびれが出てきます。

 

日常よくみかける症状ですが、診断・治療している病院が少ないのが欠点です。

 

梨状筋症候群は、主に身体所見から診断され、

治療は安静やストレッチなどの保存的治療が基本です。

 

場合によっては手術が行われることもあります。

 

 

【原因】

梨状筋は複雑な股関節の動き(回旋運動)に関与している筋肉であり、

ゴルフや野球など体を捻る動作の多いスポーツや、中腰での草むしりなどの肉体労働、

長時間のデスクワークや長距離の運転などによるオーバーユース(使いすぎ)によって、

筋肉の柔軟性がなくなることで坐骨神経を圧迫します。

 

また、股関節の異常や人工股関節の使用に伴う障害でも、

梨状筋症候群を引き起こすことがあります。

 

 

 

【症状】

坐骨神経が支配するお尻、太もも、ふくらはぎにかけて、痛みやしびれなどの症状がみられます。

持続するチクチクとした痛みが代表的です。梨状筋が、コリコリと触れることもあります。

 

この症状は椎間板ヘルニアの症状としても出るので鑑別が必要になってきます。

 

 

【治療】

梨状筋への負担を軽減し、症状を緩和させるために

梨状筋のストレッチで効果が期待できます。

また、症状を悪化させる動作を控えるようにします。

 

痛みやしびれに対して鎮痛剤やステロイドなどの薬剤が用いられることもあります。

薬剤には、内服薬や注射薬などがあります。

症状が強いときには、梨状筋ブロック(皮膚の上から梨状筋へ注射をする治療)を行うこともあります。

 

上記のような治療で改善しない場合には、原因となっている梨状筋に対して、

手術が行われることもあります。

坐骨神経の障害がどの程度生じているのかを慎重に判断しながら、手術適応が判断されます。

 

手術が必要になることは、それほど多くはありません。

 

 

【リハビリ】

スポーツ現場での対処法はストレッチが有用です。

うつ伏せになってもらい膝関節90度屈曲位で、

股関節の外旋運動に対して内旋方向に抵抗をかけて

アイソメトリックに梨状筋を収縮させ、股関節の外旋筋群の伸張を図ります。

このストレッチにおける内旋角度(抵抗角度)を徐々に変更すると、

梨状筋はストレッチされて坐骨神経の圧迫症状も軽減してきます。

しかし、非常にデリケートな筋肉なので、あまり抵抗をかけすぎないようご注意ください。

 

 

もちろん当院でも施術は可能ですので、

気になる方はいつでもお声がけください!

 

 

同じようなことで悩んでいたり、他にも身体について気になることがありましたら、

お気軽にご相談ください。

私たちスタッフ一同サポートさせていただきます!!

 

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[ 2022年12月23日 ]

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