みなさん、こんにちは。
今回は「腰椎分離症（ようついぶんりしょう）」というケガについて解説していきます。
腰椎分離症とは
このケガの名前を聞いたことがないという方も多いかと思います。
背骨の腰の部分を腰椎と言います。
上にある写真が腰の背骨部分です。
白い部分が骨で黒い部分が椎間板と呼ばれるヘルニアの原因ともなる部分です。
この骨と骨との連結部分が折れてしまうなどの原因によって分離してしまうことを腰椎分離症と呼びます。
発生原因
・生まれながらにして（遺伝などが原因で）腰椎が弱く、分離してしまった状態で生まれる場合
・後天的には腰部の繰り返しのスポーツ動作によるストレスで起こる関節突起間部という箇所の疲労骨折であり、発育期のオーバートレーニングによる場合が多い。また、両側（左右）分離症の場合は、将来的に腰椎すべり症に移行しやすいのでさらなる注意が必要です。
好発年齢
腰椎分離症は、まだ骨が成長しきっていない成長期のスポーツをする子供に多いです。
特に、部活などで運動量が一気に増える１３歳から１４歳がピークと言われています。
野球、バレーボール、バスケットボール、サッカー、柔道、ラグビーなど様々なスポーツで起こりえるケガなのですが、腰を前後に曲げたり、捻ったりすることの多い競技で発生しやすいです。
げんきや接骨院でできること
腰椎分離症まで進行してしまうと、基本的には安静が重要となり整形外科への受診が必要となってきます。
症状としても重く、これまでスポーツをやっていた学生などでは、運動自体を禁止されることも少なくありません。
そのため、腰椎分離症になる前からのケアがとても重要となります。
基本的には腰のスポーツ動作による使い過ぎが原因となりますので、筋肉の疲労による硬さから骨を引っ張ってしまうのも要因の1つとなります。
これを定期的に施術して解消してあげることで、腰椎分離症になる前に食い止めることも可能です。
夏は大会も多くそれに向けて部活やクラブ活動に励む方も多くいらっしゃいますので、この時期は注意が必要です。
今回書かせていただいた好発年齢に当てはまる年代の方で、腰に痛みを感じる方は一度気軽にご相談ください。
お身体の状態に合わせて適切に施術、案内をさせていただきます。
他にも当院では様々な症状に対応しております。
気になる症状などある方は気軽にご相談ください。
「げんきや接骨院 八王子」
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