こんにちは!
げんきや接骨院八王子 種田です!
連日、災害級の暑さが続き、夏バテは大丈夫ですか?
長時間座っていて、お尻から足にかけてしびれたりしていませんか?
今回のテーマは、「坐骨神経痛」です。
自身や、身近な方がなったことがあるという方が多いのはないでしょうか?
概要
坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿ってお尻から脚の後面や外側にかけて起こる痛みの総称を指します。坐骨神経は腰の辺りから足に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みやしびれが生じます。
坐骨神経痛を引き起こす病気としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが例に挙げられますが、腫瘍などが坐骨神経痛の原因となることもあります。
坐骨神経痛に対しての治療アプローチはさまざまです。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が原因であれば、まず安静や固定、薬物療法、理学療法などによる保存療法が行われます。症状によっては手術療法が選択されることになります。
原因
坐骨神経痛の主な原因としては、以下のような病気が挙げられます。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎すべり症
- 梨状筋症候群
など
なかでも腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は、坐骨神経痛の原因として代表的な病気です。また、頻度は少ないですが、骨盤内の腫瘍などが原因で発症することもあります。
症状
お尻や脚の後面または外側に痛みやしびれが生じます。冷感、灼熱感などを感じることもあります。症状は、脚の一部のみに現れることも、脚全体に現れることもあります。
腰部脊柱管狭窄症が原因の場合、間欠性跛行という症状が生じることがあります。間歇性跛行はしばらく歩くことでお尻や太ももの後面に痛みが生じ、休むと治まり、歩き出すと再び痛むことが特徴です。
検査・診断
検査では、坐骨神経痛の原因となっている病気を特定することが重要です。
腰椎が原因であることが多いですが、帯状疱疹や子宮筋腫、変形性股関節症といった腰椎以外の病気が痛みの原因となっていることもあるため、疑われる病気に応じた検査が行われることになります。
診断の流れとしては、まず問診や診察を行い、その後X線検査やMRIなどの画像検査が行われることが一般的です。
治療
治療としては、薬物療法、神経ブロック療法、装具療法などがあります。腰痛の背景に骨折や腫瘍、感染症など特別な病気が関わっている場合には、それぞれに対応した治療を行うことが重要となります。
保存療法
①物理療法
電気や温熱療法で腰部、臀部や症状のある部位の筋肉に電気刺激を与えたり、温めたりして、症状の改善を図ります。
※痛みが強い場合や熱感がある場合はアイシングで冷やします。
②手技療法
患部に関係する筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
※手技でほぐすだけでなく状態をみてストレッチもしていきます。
③鍼治療
患部に関係する筋肉に鍼を打ち、筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
また、患部に鍼を打ち、刺激を加えて修復を促し回復力を高めてくれます。
④矯正治療
骨盤~背骨を正しい位置に近づけ筋肉の負担をなくし、痛みを軽減させます。
※腰椎椎間板ヘルニアの場合は症状が悪化してしまう場合があるのでストレッチの矯正をやります。
⑤牽引療法
縦方向に腰部を引っ張る医療機器で腰部を伸ばし、さまざまな症状の改善を図る治療法です。
⑥薬物療法
まず非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)が使用されることが一般的です。神経障害性疼痛治療薬、筋緊張弛緩剤、血管拡張薬などが使われることもあります。
⑦神経ブロック注射
原因となっている腰椎の神経やその周辺に局所麻酔薬などを使用し、痛みを軽減する方法です。
⑧患部を固定
装具(コルセット)をつけて痛みを緩和する方法です。
⑨局所安静
日常生活は歩行を最低限にして原因となるスポーツなど運動を休むことが重要です!
⑩筋力トレーニング
腰部、臀部の負担を減らす為、腹筋や背筋や大腿の筋力を鍛えて腰部、臀部の負担を減ら
します。
⑪体重を落とす
単純に身体の負担を減らすことです。
食事制限や足の負担の掛からない運動で少しずつ減らしていくことが大事です!
手術療法
生活に大きな支障がでたり、症状が激烈な場合など、重症例には手術療法が検討されます。
当院でできる治療ですと①~④の治療が受けることができます
さて、本日のブログのテーマは「坐骨神経痛」についてでした。
当院でも、普段の日常で行える体操や運動の指導なども行っておりますので、
お気軽にご相談だけでもお待ちしております!!
国家資格を所持したスタッフが治療の対応をさせていただきます。
もし、実際に初期〜後期の症状などに当てはまる方や、気になる方など、
ご相談だけでも大丈夫です!!
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