こんにちは!
げんきや接骨院八王子 種田です!
元高校球児としては、辛い夏の練習の思い出がよみがえります(笑)
夏休みになり、部活動が激しくなり、身体の不調は大丈夫ですか?
今回のテーマは、「足底腱膜炎」です。
自身や、身近な方がなったことがあるという方が多いのはないでしょうか?
概要
足底腱膜炎そくていけんまくえんとは、足底腱膜と呼ばれる足の裏に存在する腱膜が炎症を起こした状態のことです。
足底腱膜は足底のアーチ構造(いわゆる土踏まず)を支えており、足にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割を果たすほか、吸収した衝撃を逆に蹴り出す際のエネルギーとして活用する役割をしています。しかし、足底腱膜炎が生じると衝撃が吸収されにくくなったり、蹴り出すときの力のバランスが悪くなったりするため、歩く・走るなどの動作がしにくくなります。
一時的によくなっても再発することが多く、走るなどのスポーツをするほど症状が強く出る場合もあります。進行すると手術が必要になることもあるほか、通常どおりの運動ができずスポーツや日常生活が制限されることもあるため、早めに治療や対策を行うことが大切です。
原因
足底腱膜に負荷が生じることによって炎症が生じます。
足底腱膜に負荷がかかる動作としては、陸上競技・球技などのスポーツや長時間歩き続けること、立ち続けることなどが挙げられます。また、自分の足に合っていない靴を履いていたり、硬い道路などでトレーニングをしていたりする場合も足底腱膜に負荷がかかりやすくなります。
そのほか、足の筋力が乏しい場合や柔軟性が乏しい場合、偏平足や外反母趾など足に変形がある場合にも足底腱膜に負荷がかかり、足底腱膜炎の原因となることがあります。
症状
足底腱膜炎は、踵かかとを中心として足の裏に痛みが生じます。痛みは、階段を上るときや、つま先立ちをするときに強くなるといわれています。また、足の筋肉がこわばっている状態から足を動かすときにも痛みが強くなる傾向があります。たとえば、朝寝起きで初めて歩く際、長時間座った状態などから急に歩く際などにおいて痛みを感じやすいです。この場合の痛みは、踵の下側からつま先に向かって痛みが広がります。
このような症状は、運動をし始めたときに感じますが、次第に軽くなります。しかし、運動をする時間が長くなると再び痛みが強くなることが一般的です。重症化すると、歩けないほど強い痛みに発展することもあります。
検査・診断
足底腱膜炎が疑われる場合、医師による足の診察で診断が行われます。足底腱膜と踵の骨が接地した部分を押して痛みが生じるときや、立ったり、歩いたり、走ったりするときに痛みが現れるときには足底腱膜炎が疑われます。
ただし、診断には神経や筋・腱の病気など、ほかの病気との鑑別が大切です。そのため、場合によっては超音波検査やX線検査、MRI検査などの画像検査が検討されることもあります。
進行した足底腱膜炎ではX線検査で踵に骨が棘とげ状になった踵骨棘しょうこつきょくが見られることもありますが、これ自体が診断の決め手になることはありません。
治療
足底腱膜炎の治療では、保存的療法(手術を行わない治療)や手術療法が行われます。
保存療法
①物理療法
電気や温熱療法で腰部、臀部や症状のある部位の筋肉に電気刺激を与えたり、温めたりして、症状の改善を図ります。
※痛みが強い場合や熱感がある場合はアイシングで冷やします。
②手技療法
患部に関係する筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
※手技でほぐすだけでなく状態をみてストレッチもしていきます。
③鍼治療
患部に関係する筋肉に鍼を打ち、筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
また、患部に鍼を打ち、刺激を加えて修復を促し回復力を高めてくれます。
④矯正治療
骨盤~背骨を正しい位置に近づけ筋肉の負担をなくし、痛みを軽減させます。
※腰椎椎間板ヘルニアの場合は症状が悪化してしまう場合があるのでストレッチの矯正をやります。
⑤牽引療法
縦方向に腰部を引っ張る医療機器で腰部を伸ばし、さまざまな症状の改善を図る治療法です。
⑥薬物療法
まず非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)が使用されることが一般的です。神経障害性疼痛治療薬、筋緊張弛緩剤、血管拡張薬などが使われることもあります。
⑦神経ブロック注射
原因となっている腰椎の神経やその周辺に局所麻酔薬などを使用し、痛みを軽減する方法です。
⑧患部を固定
装具(コルセット)をつけて痛みを緩和する方法です。
⑨局所安静
日常生活は歩行を最低限にして原因となるスポーツなど運動を休むことが重要です!
⑩筋力トレーニング
腰部、臀部の負担を減らす為、腹筋や背筋や大腿の筋力を鍛えて腰部、臀部の負担を減ら
します。
⑪体重を落とす
単純に身体の負担を減らすことです。
食事制限や足の負担の掛からない運動で少しずつ減らしていくことが大事です!
手術療法
生活に大きな支障がでたり、症状が激烈な場合など、重症例には手術療法が検討されます。
当院でできる治療ですと①~④の治療が受けることができます
さて、本日のブログのテーマは「坐骨神経痛」についてでした。
当院でも、普段の日常で行える体操や運動の指導なども行っておりますので、
お気軽にご相談だけでもお待ちしております!!
国家資格を所持したスタッフが治療の対応をさせていただきます。
もし、実際に初期〜後期の症状などに当てはまる方や、気になる方など、
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