こんにちは!
まだまだ残暑が続いていますが、
真夏の猛暑は通り抜けた感じがしますね。
涼しくなったらランニングやスポーツなどの運動をしようと
思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今日は【足底腱膜炎】についてお話しようと思います!
まず、足底腱膜ってなに?と思う方もいらっしゃると思うので
ご説明いたします!
足底(足の裏)には、踵(かかと)の骨から足の指の付け根にかけて、
強靱な繊維状の組織である腱が膜のように広がっています。
これが足底腱膜です。
足底腱膜は足底のつちふまずを保持して、
歩行やランニングによる衝撃を吸収する役割があります。
そのため足底腱膜の働きが悪くなると、
足底が地面に着地するときの衝撃を吸収する力や
蹴り出す力のバランスが崩れて、
歩きにくさや走りにくさを感じます。
足底腱膜炎は、足のアーチ構造を支える足底腱膜が炎症を起こし、
小さな断裂を繰り返している状態です。
踵や足底が地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされて痛みを感じます。
また、足を蹴り出すエネルギーが足りなくなります。
足底腱膜炎が起こると
『朝起きてからの最初の一歩が激しく痛む』『急に歩きだすと痛む』
といった症状が主にみられるようになります。
☝足底腱膜炎になりやすい人☝
・ランニングやジャンプなどの踏み込む動作が多いスポーツをしている
・硬いグラウンドやアスファルトの上で練習をしている
・長時間の立ち仕事をしている
・ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性が低下している
・扁平足(足底のアーチが少ない)もしくはハイアーチ(土踏まずが高すぎる)
・自分に合ったシューズを履いていない
・クッション性の低いシューズを使用している
・体重が増えた人、肥満の人
☝足底腱膜炎の予防☝
日頃から気を付けたり、ケアすることで予防ができます!
・スポーツの練習量をコントロールする
主にオーバーユース(使い過ぎ)によって起こる場合は
監督やコーチと相談し、練習メニューを少なく調整する等工夫が必要。
すでに炎症がある場合は、休養を取ることが何より最善策です!
・足の筋肉と柔軟性を高める
足の筋肉や柔軟性が低下すると、
足底腱膜炎のリスクが上がり炎症を起こしやすくなります。
足底やふくらはぎのトレーニングやストレッチを行い、リスクを下げましょう!
・クッション性のある靴を履く
・テーピングをする
☝治療法、対処法☝
急性期には安静、アイシング、物理療法が有効です。
その後は足の形状や歩き方、足の使い方の癖や姿勢などから根本の原因を見つけ、
局所への処置をしながら再発防止のための治療
(マッサージ、トレーニング、テーピング、ストレッチ指導)や
指導管理(歩き方の改善やインソール指導)などを行なっていきます!
また、薬による治療、装具療法、対外衝撃波治療、手術等もあります。
基本的に保存療法で治せる怪我ではありますが、
放っておくと難治性のものになってしまったり、
何度も繰り返してしまう危険性も十分にあります。
このような症状がある方やそうでない方も、
日常的に気になることがあれば
当院にお気軽にご相談ください。
「げんきや接骨院 八王子」
・住所:東京都八王子市明神町3丁目2-2
→京王八王子駅から徒歩5分
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