こんにちは!
げんきや接骨院江刺です!
今回は『肩の痛み』についてです。
肩を上に挙げた時や横に挙げた時、洋服を脱ごうとした時
エプロンの紐を結ぼうと後ろに手をまわした時など
さまざまな動きで肩に痛みが出る場合があります。
肩の痛みをもたらす疾患はさまざまありますが、
代表的なものは以下の通りです。
〇腱板断裂
腱板とは、4つの筋(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)
及び腱の総称を指します。
外傷によるものや日常生活動作によって肩関節を酷使すると
炎症が起こり、腱板が弱くなり断裂する場合があります。
症状としては、肩を上に挙げる動作で痛みが出たり、
夜間痛が出る場合もあります。
また断裂した腱に相当する筋肉の働きが低下するため、
筋力低下もみられます。
加齢による腱の変性に伴う中高年の腱板断裂には、
保存療法が行われます。(非ステロイド性抗炎症薬などの薬物療法)
また、ストレッチや可動域訓練、筋力強化も大切です。
若年者における外傷やスポーツによる断裂は手術療法が行われます。
〇肩関節周囲炎(五十肩)
50~60歳代に多くみられるため、五十肩とも呼ばれます。
関節を構成する骨、靭帯、腱などが加齢や使い過ぎなどによって
負担がかかり、肩関節に炎症を起こしてしまうと痛みが出ます。
典型的な肩関節周囲炎は3つの病期を経て、
1~4年くらいの経過で治癒するとされています。
・炎症期
初発症状として痛みが現れ、動作時痛のため自分で肩を動かすことが
制限されます。また安静時痛や夜間痛も生じ、肩関節の可動域が制限された
状態が徐々に進行します。
・拘縮期
拘縮が中心となり、あらゆる方向に肩関節の可動域制限がみられます。
痛みは軽快していきます。
・回復期
拘縮が徐々に取れて肩関節の可動域が改善していきます。
〇インピンジメント症候群
腱板断裂などのはっきりとした損傷を伴わずに
肩関節の痛みを起こす疾患の一つです。
インピンジメントとは「衝突する」という意味があります。
肩関節の近くでは、骨同士の隙間が狭くこすれが起きやすい
構造になっています。
骨同士や軟骨、靭帯の衝突やこすれが起こることによって
痛みを感じてしまうと考えられています。
筋肉の疲れや使い過ぎ、不良姿勢などによって
肩を動かす際の連携が上手く取れないとバランスが崩れ、
痛みを引き起こしてしまいます。
げんきや接骨院江刺では、肩関節の痛みに対して
特殊電療や鍼灸、手技マッサージなどを行っていきます。
痛みが落ち着いてきたり、姿勢不良によるものに対しては
矯正でのアプローチをしていく場合もあります。
肩関節の痛みでお悩みの方、痛みを我慢せずげんきや接骨院江刺にご相談ください!!