こんにちは!げんきや接骨院江刺です!
天候が安定せず、気温の変化に身体がついていかない
2月ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか??
今回は、寒暖差が激しく身体に様々な不調が出やすい季節にうってつけの
「鍼灸」についてお話していきます。
まず、一般的に鍼灸師と聞くと一つの資格だと思っている方も多いと思います。
しかし、実際には「鍼師」と「灸師」の資格に分かれてしまいます。
その為、鍼灸師は2つの国家資格を所持している方を言います。
次に、鍼灸で使う鍼についてお話していきたいと思います。
一般的に使われている鍼は、毫鍼(ごうしん)といい
ほとんどの方がこの針をイメージすると思います。
太さも髪の毛とほとんど変わらず、一番細い鍼で0.10mmとなっており
長さも3~12cmと幅広い長さとなっております。
長さもあるので、お尻などの肉厚な所でも届くようになっていります。
私も鍼を知らない時は、刺繍などに使う針を想像していましたが
鍼自体が細く、長さも色々あると知ってびっくり致しました。
さらに、昔は鍼自体も消毒や滅菌を行い、同じ方へ続けて行っていたそうです。
今現在では、衛生面や安全面の観点から使い捨てを使用しております。
同じ鍼を使いまわす事により、ちゃんと滅菌されていなかった場合に感染症にかかる
恐れもあるから、今は0ではないですがほとんどが使い捨てとなっており
当院の整骨院でも使い捨ての鍼を使用しております。
今伝えた以外にも皮内鍼といい、数ミリ以内の短い鍼を、テープで貼って固定して
使うものもあります。
毫鍼に比べて、すぐに結果を出すものではありませんが、貼る事により患部に
持続的な刺激を与えていき、効果を出していきます。
毫鍼が怖い方や刺激に敏感な方にはいいと思います。
ただ、合わないのに貼っていろというわけではなく、チクチクするなど
不快感がある時は、我慢せずにとって捨てていただいても構いません。
他には、刺さない鍼として接触鍼といい、刺さないも存在しております。
小さい子供の施術に使われております。
子供に良く使われているので、小児鍼と呼ばれてもおります。
このように、鍼といっても様々な種類がございます。
次は、鍼が打たれた事により起こる作用についてお話していきます。
- 鍼が体に入る事により、組織に小さな傷ができて治そうと身体と脳が反応します
- 刺激がある所を治そうと修復するために血液を集めてきます
- 栄養や酸素を増やし、不要なものの排除をします
- 副交感神経が優位になり、リラックスな状態になります
- 自然治癒力が高まり、体調回復や改善に繋がっていきます
このサイクルが起こる事により体のバランスが整えられます。
まとめ
今回は、鍼灸についてお話をしていきましたがどうだったでしょうか?
鍼は、身体に刺すので必ずしも痛くないわけではないと私は思っております。
ただ、鍼灸師の技術は高いので、ほとんど痛みを感じることなく
施術を受けられます。
私自身、受ける事により腰や肩の痛みが改善されて日常生活に支障が出る事もありません。
もし、皆様も鍼を受けてみたいなど思う時はいつでもご相談ください。
身体の施術以外にも、美容鍼というものもあり、顔の肌やたるみなどでお困りの際には
鍼灸師がいる整骨院や治療院で相談してみるといいと思います。
当院でも鍼は常時いますので、少しでも聞きたいことがあれば
いつでもご連絡ください。
自分で悩んでも解決するのが難しい事もありますので、我慢しないで
一緒に解決していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。