こんにちは!
げんきや接骨院江刺です。
今回は『スポーツ障害』について紹介します!
スポーツ障害とは、スポーツによって
関節、靭帯、腱、骨などに
繰り返し外力がかかって
引き起こされる障害のことです。
〇代表的なスポーツ障害
・オスグッド病
大腿四頭筋(太ももの前にある大きな筋肉)が、
成長しきれていない膝のお皿の下の骨を引っ張りすぎることで
痛みや腫れが起こります。
(画像引用:日本整形外科学会)
成長痛と呼ばれることもありますが、オスグッド病の場合は
膝の使い過ぎ(オーバーユース)が原因で引き起こされる障害で
成長痛とは異なるものです。
大腿四頭筋の柔軟性を保つことが予防にもなりますので
念入りにストレッチを行いましょう。
・ジャンパー膝
膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)とも呼ばれ、
バレーボールやバスケットボールなど
ジャンプや着地動作を繰り返したり、
サッカーのキック動作やダッシュなどの
動作の繰り返しによって膝に負荷がかかり、
骨と靭帯の連結部分が炎症して
痛みが生じます。
(画像引用:札幌スポーツクリニック)
オスグッド病と同じように膝の使い過ぎ(オーバーユース)によって
引き起こされますが、上記の画像のように痛む場所が少し違います。
・シンスプリント
過労性脛骨骨膜炎(こつまくえん)とも呼ばれ、
すねの骨の内側が痛くなる病気です。長距離を走る陸上、
サッカー、バスケットボールなどをしている中高生に
多くみられる病気です。使い過ぎ(オーバーユース)や
筋肉の柔軟性低下、硬いグラウンドや地面でのトレーニングなどが
原因とされています。
・疲労骨折
1回の大きな外傷で起こる通常の骨折とは異なり、
骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって
発生する骨折です。足の甲にある中足骨や、
すねの内側にある脛骨(けいこつ)などが起こりやすい部位です。
シンスプリントと疲労骨折は痛む箇所もよく似ていますが、
シンスプリントの場合、痛みを感じる部分が
10センチ程度と長く、疲労骨折の場合は
5センチ以下のピンポイントで痛みが生じます。
また、シンスプリントは骨膜炎なので、
レントゲン上では変化がないのが一般的です。
(画像引用:北海道整形外科記念病院)
・テニス肘
上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)とも
呼ばれています。物をつかんで持ち上げたり、
タオルを絞る、手首を使った動作を行った際に
痛みが生じます。ラケットを振る動作を何度も繰り返し行う
テニスやバドミントンの選手やフライパンを何度も使う料理人、
工具を繰り返し使う大工などの職業の方に多くみられます。
(画像引用:OKUNO CLINIC)
・野球肩
野球やバレーボールなど腕を大きく振る動作を繰り返す
スポーツで生じる肩の痛みです。繰り返し行う投球動作や
肩の使い過ぎで引き起こされることが多いです。
また、体幹や股関節の柔軟性不足など
様々な体の要因が絡んでいることもあります。
今回はスポーツ障害についてご紹介させていただきました。
当院では、電療治療や鍼治療など症状に合わせた治療法を提案させていただきます。
スポーツ障害でお悩みの方、それ以外にも何かお身体のことでお悩みの方は気軽にご相談ください!