げんきや接骨院江古田です!
4月になりましたね!新社会人の方たちは緊張の毎日を過ごされているかと思います。わからないことだらけで頭がいっぱいになりがちですが、周りの先輩たちにアドバイスをもらってちょっとずつ仕事を覚えていきましょう!
お花見シーズンですので飲みすぎ注意です!
今回はヘルニアについてお話させていただきます!
椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にある椎間板というものの一部が飛び出して神経に当たり、手足の痛み、しびれなどの症状が出る病気です。椎間板は背骨の骨と骨の間のクッションのようなもので、椎間板のおかげで背骨がしなやかに動くことができます。背骨の後ろ側には脊柱管という骨に囲まれた空間があり、この中には脳と手足をつなぐ神経が通っています。ここに椎間板が飛び出して神経が押されると、その神経が伸びて行った先の手足の痛みやしびれを感じたり、手足が動き難くなったりするわけです。
症状
首のヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)では、主に手の痛み・しびれ、動かしにくい、力が入りにくいという症状が出ます。ヘルニアの場所によって痛みやしびれが出る場所は違い、首筋や肩甲骨の辺りが痛くなることもあります。ヘルニアが大きい場合には足もしびれる、歩きにくいといった症状が出ることもあります。
腰のヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)では、主にお尻や足の痛み・しびれ、動かしにくい、力が入りにくいという症状が出ます。痛みやしびれは下半身のどこにでも出る可能性がありますが、特にお尻から太ももの裏側の痛みは坐骨神経痛と呼ばれ、腰のヘルニアの代表的な症状です。
手足の症状が出る前に、首や腰の痛みだけを感じることもあります。急に症状が出ることもあれば、徐々に出ることもあります。
首のヘルニアでも腰のヘルニアでも、神経が非常に強く押されている場合にはおしっこやお通じが出にくい、漏れてしまうという症状が出ることもあります。
これらの症状は脊柱管狭窄症という病気などでも出ることがあり、症状だけでは区別がつかないことも多いです。
腰椎椎間板ヘルニアの診断は、医師のみが行えます。整骨院では治療や予防、対策などがメインとなってきます。
- 画像診断: MRIやCTスキャンは、椎間板ヘルニアの存在とその位置を特定するためによく用いられます。これらの画像診断により、椎間板の突出具合や神経根への影響を詳細に把握できます。
- 電気診断: 必要に応じて、電気生理学的検査(EMGなど)が行われることもあります。これは、神経損傷の程度や特定の神経が影響を受けているかを評価するために使用されます。
- 日常生活での姿勢: 長時間同じ姿勢でいることは腰への負担を増大させます。正しい姿勢を意識し、定期的に体位を変えることが大切です。特にデスクワークをする際は、背もたれが腰をしっかり支える椅子を選び、足が床にしっかりとつくようにしましょう。
- 重い物の持ち方: 重いものを持つ際は、腰に負担がかからないように膝を曲げて深く腰を下ろし、物の重心を自分の体に近づけて持ち上げるようにしましょう。不必要に腰をひねる動作は避け、体全体を使って動かすことが重要です。
背骨の歪みがあると、椎間板が潰れやすい状態になり、腰の神経を刺激しやすくなります。
また、骨盤が歪んだり、インナーマッスルが低下すると、背骨の歪みの原因になります。
その上で骨盤矯正やインナーマッスルの強化を行うことで腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善・再発防止に導くことができるのです。