こんにちは!
げんきや接骨院 高砂店です🌞
今回は『頭痛』について書いていこうと思います。
日本では約4人に1人は頭痛で悩んでいるといわれています。
当院に通われている患者さんのお悩みの中でも、特に多い症状です。
私たちに身近な悩みの頭痛ですが、様々な頭痛が存在します。
今回はその一部をご紹介していきたいと思います。
頭痛は大きく分けると『一次性頭痛』『二次性頭痛』があります。
【一次性頭痛】
普段よく感じる頭痛、いわゆる頭痛持ちの頭痛はこの『一次性頭痛』で、偏頭痛なども含まれます。
代表的なもので、片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛があります。
・片頭痛
ズキンズキンと脈打つような痛みが頭の片側に出現する頭痛です。(両側に出現すことも)
光の刺激で悪化したり、運動やお風呂などで悪化するのが特徴です。
また、人によっては頭痛が起きる前に前兆がでることもあり、
目の前がギラギラしたり(閃光暗点)、目が回るなどの前兆がみられます。
・緊張型頭痛
一次性頭痛の中で最も多いといわれるのがこの緊張型頭痛です。
当院でも、肩こりと一緒にこの頭痛を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。
頭の前、後ろ、こめかみを中心に、圧迫感や頭の重さを感じ、
ジワジワ、締め付けられるような痛みが続きます。
主な原因は、周りの筋肉の緊張による血流不足と言われており、
首肩がこりやすいデスクワークの方や運転手などに多くみられます。
他にも、ストレスや精神的な緊張による影響で出現することもあります。
・群発頭痛
片目の奥に激痛が現れ、痛むほうの目が充血したり、涙、鼻水などの症状が起きるのが特徴の頭痛です。
一次性頭痛のなかで一番痛いと言われるほどで、目の奥がえぐられるように痛いと表現されます。
1~3年に1度の頻度でこの頭痛が集中的に出現し、
一度出現すると痛みの発作が1~2か月の間、毎日1~2時間続くのが特徴です。
それぞれ治療法が異なり、同じ治療で逆に増悪する場合もあるため、どの頭痛なのかしっかり見分ける必要があります。お悩みの方はお早めにご相談ください。
以上が頭痛持ちの頭痛と呼ばれる『一次性頭痛』ですが、日常的な頭痛と異なるのが『二次性頭痛』です。
【二次性頭痛】
原因がはっきりしている頭痛を『二次性頭痛』とよばれます。
原因は様々で、外傷、脳腫瘍、感染症などがあります。
この二次性頭痛は原因を見つけて対処できれば治る頭痛ですが、
中には命にかかわるものもあります。
原因を素早く見つけ、早期治療するためにも、お早めに病院を受診しましょう。