接骨院にはお若い患者さんが大ぜいやって来ます。
スポーツにはげむなど、寝食をわすれて体力づくりにとことん取り組める時期をもつことこそ、若さの特権です。
朝起きるときのうの疲れをもう忘れてる、といったら大げさかもしれませんが、毎日部活動にはげみつつ通院する患者さんたちと接していると、その体力と回復力にはほんとうに驚かされます。
しかし、日々の努力の積み重ねが患者さんにとって、思いがけず激しい痛みの症状を引き起こすこともあるのです。
筋肉運動を繰り返すことで、体を支える骨格は過度の関節運動を強いられます。筋力アップだけが目的でなく、関節に負担をかける動きを避けてベストパフォーマンスを続けられるなら理想的ですが、そこに勝利やチームワーク、個人成績の向上など、さまざまな事情が関わってくると、人は体に無理を強いるようになるのです。わかっちゃいるけどやめたくない、それも若さといえるでしょう。
今回のお題は「腰椎分離症」
腰椎というのは腰を作っている五個の骨で、腰にとって一番大事な動き「まっすぐ伸ばす」「前にかがむ」「後ろに反る」ができるような仕組みで繋がっています。
加齢とともにこれらの動きが苦手になるのはご存じの通りですが、まだ十代前半の頃から腰痛や反り腰がつらいと訴える症例は非常に多いのです。運動能力の伸びしろが非常に大きいゆえに、痛みがあってもそこは気持ちの強さで克服できてしまう、若さは止まることを知りません。←ただし個人差アリ( ´∀` )
分離症の主な原因は、腰椎の疲労骨折です。五個の骨の一部分が傷ついて、痛みやしびれが腰から下のおしりや足まで及ぶことがあります。
とくに背中を大きく反らせる動きには、腰の骨に入った亀裂をさらに広げる恐れがあります。分離症は成長期に多いごく一般的な症状なので、患者さんは病院の診断をこわがらずに精密検査を受けましょう。
分離症の初期はレントゲンで見つからないことが多く、MRI検査で病状があきらかになるまで何年もかかるケースも少なくありません。症状が進行すると骨どうしで繋がっていることが難しくなり、腰椎の位置がくずれて末期の「すべり症」になります。
接骨院では分離症をはじめ腰痛の症状には「保存療法」で対処していきます。症状をやわらげて改善するために、腰・おしり・太ももの三つのパーツをていねいにほぐし、関節の動きを助けてやることがねらいです。
それに体幹を支えるための筋力アップも必要です。腹筋・股関節前面・腸腰筋などのインナーマッスル・太ももの前面である大腿四頭筋をストレッチ運動などで積極的に働きかけていきます。
腰椎の変形は日常生活の負担がかかることで症状は繰り返されます。
しかし、多くの患者さんは自分の症状ときちんと向き合うことで、通院しながら自由な生活を守ることができるのです。運動をすれば体に負担がかかるのは当然のこと。いかに負担を避けて回復を高められるか、痛みがとれたら何をしようか、何事も前向きに対処していきたいですね。
体のおつらい症状はぜひ当院までご相談ください。
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