こんにちは。「げんきや接骨院白井駅前」と申します。6月になりましたね。この時期は、朝晩の冷え込みが強かったり、昼間が熱かったりして体調不良の方もいらっしゃるかもしれません。今日は、その中でも歩くときに重要な「膝」、「膝の痛み」についてお話していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
膝の痛みについて
膝痛治療で最も重要なのは原因の特定
膝痛とは膝関節の周辺が痛くなる状態を指しますが、原因は様々で、その原因に応じて取るべき対処法も異なります。したがって、治療の最初では、まずは原因を見極めるべく様々な角度からアプローチします。
まずは問診を実施
問診では痛みの特徴や、怪我の経験、今までに行ってきたスポーツの種類や頻度、普段の仕事内容。更には、ご家族に膝痛を訴える人がいるか等、痛みだけでなく生活全般についても詳しくお話しを伺います。
(膝痛の問診で確認する主な内容)
いつから痛むか? 1週間程前、1ヶ月程前、半年程前、怪我の直後
どの部分が痛むか? 膝の外側内側、膝の皿の上下
どの様な時に痛むか? 朝起きた時、夜寝ている時、正座する時、立ち上がる時
歩いている時、じっとしている時、階段の昇り降りの時など
どんな痛みか? 少し痛む、激しく痛む、疼く様に痛む、など
膝に違和感があるか? 引っ掛かり感、こわばる、膝を動かすと音がするなど
これまでの怪我や病気の有無?骨折、脱臼、靭帯損傷、半月板損傷、関節炎など
家族に関節の病気になった人はいるか?変形性膝関節症、関節リウマチ、痛風など
生活状況について?職業、趣味、スポーツの経験、姿勢や座り方、住宅環境、
同意者の有無など
問診のほか、視診や触診も実施
問診で得られた情報を確認するため、実際の膝の様子を見せていただいたり、触らせていただいたりして、関節の変形の有無、軟骨のすり減り具合を確認させて頂きます。
(視診や触診で確認する内容)
視診 O脚やⅩ脚は見られるか?膝の曲げ伸ばしはスムーズに行えるか?
触診 押すとどんな風に痛むか?腫れ熱、曲がり具合はどんな感じか?
血液検査や画像検査も活用(病院などで確認してもらう)
問診や視診、触診などで大よその辺りをつけた上で、レントゲンやMRIといった画像診断も並行して行い、診断の確度を強化していきます。関節リウマチ、痛風、化膿性関節炎などが疑われる場合は、血液検査や関節液の成分検査なども実施してもらってください。
膝痛の主な原因疾患
慢性的な膝痛の原因として代表的な疾患をご紹介します。
変形性膝関節症
大腿骨と脛骨の表面を覆っている軟骨組織がすり減って行く事で、痛みが生じる疾患です。進行性の疾患で、症状が進行すると膝が曲げ伸ばししにくなり、痛みも強くなっていく為、生活に支障をきたすようになります。
主な原因は加齢による軟骨のすり減りで、特にほとんど運動をしない人は注意が必要です。他に、肥満や膝を過度に使うスポーツも原因として挙げられます。
変形性膝関節症の病態と症状
初期 歩き始めや立ち上がる時に膝が痛い。長時間歩くと痛み出すが、休むと治まる
進行期 正座やあぐらが辛い。階段の上り下りが辛い。膝に水がたまる。
末期 強い痛みで歩く事すら難しくなる。O脚やⅩ脚に変形して足が伸びなくなる。
半月板損傷
半月板は大腿骨と脛骨の間にある軟骨組織で、膝の内側と外側に存在します。膝に強い衝撃がかかる事で半月板にヒビが入り、痛みが生じます。損傷した半月板の位置によって、痛みの出る場所は異なります。
サッカー等の急な切り返し動作の多いスポーツや交通事故などのケガで、膝に強い力が加わる事が原因となる事が多いですが、60代以降の方の場合はちょっとした衝撃だけでも半月板が損傷しやすくなるので注意が必要です。
その他に考えられる疾患
膝の痛みの原因は様々です。加齢、スポーツなどによる膝の酷使が原因のものが主ですが、それ以外の原因で起こるものも有ります。
- スポーツなどによる膝の酷使が原因の疾患
靭帯損傷、鵞足炎、腸脛靭帯炎(ランナー膝)、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)など
- その他の原因による疾患
ベーカ嚢腫、関節リウマチなど
- 急に膝が痛くなる疾患
痛風、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)など
症状
「膝が痛い」と言っても、痛みの症状は様々です。痛みの症状によって考えられる原因も違ってきます。
- 膝の外側が痛い
膝の外側が痛む場合、原因は腸脛靭帯の炎症、外側半月板の損傷、外側側副靭帯の損傷などが考えられます。
- 膝の内側が痛い
膝軟骨のすり減り、鵞足の炎症、内側半月板の損傷、内側側副靭帯の損傷、内側滑ヒダの炎症などが考えられます。
- 膝の裏側が痛い
膝の裏の痛みの場合、靭帯や半月板などの損傷や炎症以外に、思わぬ病気が隠れている可能性もあるので注意が必要です。
- 膝の上が痛い
膝のお皿(膝蓋骨)や膝上の筋肉(大腿四頭筋)の炎症が考えられます。膝を酷使するスポーツでのオーバーユース(使い過ぎ)が原因である事が多いです。
治療法
膝が痛いときどこをほぐすと良いですか?
膝が痛い場合は、「太ももや膝回り等の筋肉」をほぐすと痛みを和らげる効果を期待できます。膝を曲げる際に痛い場合は大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、膝を伸ばす際に痛い場合はハムストリングス(太もも後面の筋肉)をほぐすといいでしょう。
膝痛は歩いた方が良いですか?
膝痛の程度は、膝痛関節症と言えども人それぞれ。痛みが酷く、足を引きずる様に歩いたり、健側(痛みがないほうの足)に過度に負担がかかる様な歩き方をしてしまう場合は歩かない方が良いでしょう。無理をして歩いてしまえば、膝関節症の悪化はもちろん、腰、股関節、足首などにも痛みが広がってしまうリスクが有ります。
膝痛にサポーターは効くか?
膝サポーターは、痛みの緩和にも効果があります。膝の痛みは、軟骨のすり減りや膝周りの筋肉の疲労などから起こる事が多いです。膝サポーターは、これらの原因に対して直接作用するわけではありませんが、膝周りの筋肉への負担を軽減することで、痛みを和らげる効果が有ります。
スクワットは膝を痛めますか?
スクワットは筋力アップには有効なトレーニングですが、膝に大きな負荷をかけます。健康な膝の人にとっても負荷が高くなりやすいトレーニングの一つです。変形性膝関節症の人に適さない方法でスクワットを行うと、負荷が大きすぎて痛みを強く感じたり、より症状が悪化してしまう事が有ります。
終わりに
患者様のその他の症状にも、真撃に向き合って参りますので、お体の不調でお悩みが有りましたら「げんきや接骨院白井駅前」もしくは、お近くの「げんきや接骨院」までお問い合わせください。心よりお待ちしております。
参考文献
最新治療で膝の痛みはここまで治る! 齋藤 和行 2014年8月28日 すばる舎
膝の痛みを自力で解消する 中川 匠 2020年6月23日 株式会社 扶桑社
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