皆さんこんにちは!
冬から春への季節の変わり目でしたが、体調は崩してないでしょうか?
花粉症の方にとっては、厄介なシーズンに突入しちゃいますね( ;∀;)
コロナの影響でマスクが足りない状況なのでとても心配です(*_*)
さて、タイトルにも有るように今回は『肩凝り』についてお話します!
お仕事や勉強など、何かに集中して同じ姿勢が続いた時や日頃の生活の中で 、「あ~肩凝った!」と少しでも感じた事が有るかと思います。
よく聞く慢性的な『肩凝り』と、運動や寝違えなどで痛めた筋肉の張りとではちょっと違ってきます。
「じゃあどう違う?」
と思いますが、大抵の方が感じる『肩凝り』は痛めた理由などが分からない慢性的なものが多いです。
そもそも『肩凝り』とひとくくりにお話ししていますが、頭・首~肩の先・背中までの間には様々な筋肉が有り、その筋肉が同じ姿勢が続いて張りが強くなり血流が滞る事を『肩凝り』と言います。
~ 『肩凝り』の原因~
・血流の滞り
・同じ姿勢が続いた
・眼の疲れ
・運動不足
など、まだまだ有りますが主なものになります。
今の生活の中でよく使われるパソコンやスマートフォンは、『肩凝り』の原因になりやすいです。
使ってる時の姿勢を考えると最初は目の前に有る画面も段々と下がっていき、最終的には頚を下げた猫背姿勢が続いていることに気が付くかと思います。
さらにパソコンでは指先の動作も加わるので、腕の筋肉も使われて複合的な『肩凝り』も考えられてきます。
普段の生活の中で血流が手軽に改善しやすいのが入浴をしてしっかり身体を温めてあげることが大きいと思います。
それと平行してストレッチを加えて、硬くなった筋肉に栄養と酸素を届けやすくしてあげることも重要になってきます。
施術の一環で、身体の緊張が強い場合お勧めしたいのは鍼灸治療です(^-^)
鍼の効果で緊張が強い目的の筋肉を緩ませたり、お灸の効果で身体を元から温めて血流の改善を促して『肩凝り』以外の免疫向上なども目指せます!
その際に身体に有るツボ(東洋医学的に[経穴]と言います)を使います。
これは自分でセルフケアの中でも使えるものも有るので、少しご紹介します!
・肩井[けんせい]
背中側に有るツボです。
首の付け根から肩の先を結んで
真ん中あたりに有ります。
だいたいコリとして一番硬くなっている方が多いです。
※妊婦さんや妊娠をご希望の女性は刺激をすると影響が出るかもしれないので要注意です!※
・天柱[てんちゅう]
頭の後ろ、髪の生え際に有るツボです。
肩凝りから来る頭痛にも使ったりします。
・肩外兪[けんがいゆ]
背中側に有るツボです。
第一胸椎棘突起の下縁と同じ高さで、肩甲骨の一番上の尖った部分の内側に有ります。
このツボは肩甲挙筋[けんこうきょきん]という筋肉の上に有り、第1~第4頚椎橫突起から肩甲骨上角に付いています。先に書いた天柱より筋肉の流れが首の真ん中に近い位置に付いているので、真ん中がキツイ!って思う方はこっちも刺激してみましょう!
・手三里[てさんり]
前腕の親指側、肘の近くに有ります。
肘から指3本分の位置で、押したら痛くて分かりやすい所です。
パソコンで指を使った後で疲れやすい部分にもなります。
上記した以外にも『肩凝り』に使えるツボはいっぱい有るので、ぜひ聞いてくださいね!
慢性的な肩の痛み中でも繰り返し動作や五十肩など段々と痛みが増加していき、保健診療が出来るものもあるので、自分はどうなんだろうと痛くて悩んでいる方は当院で様子をみさせてください!