ますます寒さが厳しくなっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は身体に鍼(はり)を刺したり、お灸を据えたりする鍼灸について取り上げたいと思います。
鍼施術
鍼を身体表面に接触または穿刺刺入し、身体に機械的刺激を与えて、疾病の予防または治療する施術です。

灸施術
艾(もぐさ)を燃焼させ、またはこれに代わる物質を用いて、身体表面に温熱的刺激を与えて、疾病の予防または治療する施術です。

鍼灸治療の特徴
経験療法であること
原始人がケガをして痛みを覚えた場合、本能的にケガの部分にさすったり、揉んだり、あるいは舐めたり、さらには泥を塗ったり、木の葉を貼ったりしたと思われます。
文明が発達して、火を利用するようになると、暖めることで疼痛が軽減することを経験し、灸を開発しました。
また石器時代に細く鋭い石器で皮膚を切り膿を排出させることで、疾病の治療ができることを経験し、以降、磨製石器、金属器と道具の開発によって、金属製の鍼が治療に応用されるようになりました。

古代思想の影響を受けていること
古代文明が一つの頂点に達した時期(中国では紀元前5世紀から紀元8年まで)に色々な考え方(陰陽道、五行説など)が生み出され、医学もその影響を受けました。

それによって、鍼灸の治療法も複雑化しました。
現代自然科学観に対応して
治療効果があったことで二千年以上、東アジア一帯で鍼術が伝えられ、現代ではより効果的な治療を行うために、より科学的≒(客観的)な観点からデータが集められています。また、近年では欧米などで鍼灸治療が普及しています。
また、灸は鍼と比べると普及率は低いです。ただ、日本を含め、東アジアでは一般の人々に深く浸透していると、考えられています。
次は鍼灸治療はどんな症状に効果があるのかを見ていきます。
鍼灸療法の適応症
適応症とは、治療によって効果が期待できる病気や症状とのことです。次にWHОによって鍼灸療法の効果が認められている疾患を見ていきます。
WHО(世界保健機関)認定の疾患
WHОが鍼灸療法の適応としている疾患は多岐にわたりますが、代表的なものに神経系、運動器系、呼吸器系、消化器系など、各分野にわたるものです。具体的には、頭痛、めまい、腰痛、五十肩、喘息、胃腸の不調、更年期障害などが含まれます。
神経系疾患
・神経痛、神経麻痺、痙攣
・脳卒中後遺症
・自律神経失調症、神経症
・頭痛、めまい、不眠、ヒステリー
運動器系疾患
・関節炎、リウマチ
・頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症
・五十肩、腱鞘炎
・腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むち打ち、捻挫)
循環器系疾患
・心臓神経症、動脈硬化症
・高血圧、低血圧症
・動悸、息切れ
呼吸器系疾患
・気管支炎、喘息
・風邪およびその予防
消化器系疾患
・胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)
・胆嚢炎、肝機能障害、肝炎
・胃十二指腸潰瘍、痔疾
鍼と灸の特徴
次に鍼と灸の簡単な特徴を述べていきます。
鍼の特徴
鍼は施術者が親指と人差し指でつまんで鍼を操作する部分である鍼柄(しんぺい)、患者の皮膚と筋肉に刺入する鋭く細い金属の部分である鍼体(しんたい)の二つで成り立っています。
鍼体の長さは短いものは30㎜から長いもので150㎜、太さは細いもので0.16㎜から太いもので0.50㎜あり、髪の毛が約0.12㎜ですので、髪の毛よりやや太い程度なので、そのためある程度曲がることが可能です。
また、げんきや接骨院ではステンレス製の鍼を使いますので、刺入した後に鍼体に電極を付けて電気治療を行う場合もあり、一度使った鍼は使い捨てにするディスポーザブル鍼を採用しています。
灸の特徴
モグサはヨモギ(蓬)の葉から作られ、モグサは燃焼時に人の皮膚や組織に対して適度な温熱刺激を与えることができるため、古来より疾病の治療に利用されてきました。
ヨモギは山野に自生するキク科の多年生植物で、春に芽を出し成長を始め、秋には白い小さな花を咲かせます。新葉は食用にしても美味しく、緑色鮮やかで香りも良く草餅、よもぎ飴などの材料にもなります。さらに煎じたり、粉末にして整腸剤として用いられることもあります。
全国で生産されていますが、生産量は新潟県が最も多いです。
5~8月にかけてヨモギを採集し、葉のみを3~4日間天日干しや乾燥室で乾燥させ、石臼を引いて、篩(ふるい)にかけ不純物を取り除き、唐箕(とうみ)という装置でさらに細かい不純物を取り除くと、良質なモグサができます。
げんきや接骨院では、あらかじめ一定の太さで円柱状に成形した貼るタイプのモグサを使って治療します。
鍼灸施術の治療効果
次に鍼灸施術が身体に対して、どのような効果があるかを述べていきます。
①調整作用
身体の組織や器官に刺激を与えて、身体の機能を調整する作用があります。
a.興奮作用
興奮作用内臓の機能が弱くなっている場合に対して、興奮をさせる作用。
b.鎮静作用
ズキズキやジンジンする痛みに対して、痛みを鎮めさせる作用。
②誘導作用
患部に直接、鍼灸施術するか、または遠隔部に鍼灸施術をして、その部分の血管に影響を及ぼし、充血を起こして痛みを鎮めさせる作用。
a.患部誘導法
局所の血行障害に対して、直接その患部に施術して、血流を他の健康な部位から誘導する方法。
b.健部誘導法
局所の充血または炎症などの際に、その部位より少し隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し、患部の血流量を調整する方法です。
③防衛作用
体内の白血球や微税物を捕まえて破壊する細胞などを増加させて、治癒機能を促進させて、生体の防御能力を高めます。
④消炎作用
施術により白血球は増加し、施術部位内を遊走し、血流改善により病的な滲出物などの吸収を促進させ、生体の防御能力を高めます。
参考資料
「公益社団法人 東洋療法学校協会 編 はりきゅう理論」
最後に
長々と説明しましたが、げんきや接骨院では鍼灸治療に関しましては自費治療となります。
もし鍼やお灸に興味がありましたら鍼灸治療もおすすめです。

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╋┿╋┿╋ げんきや・はり灸接骨院 武蔵野
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