肩こりは様々な状況で起こります。
・パソコン作業
・勉強
・ゲーム
・読書
・スマホ(携帯)
他にも肩こりを感じる状況は数多くあると思いますが、すべてにおいて共通することは、肩こりがあることで集中力はそがれてしまうことですよね・・・
仕事の生産性を上げるのにも、勉強により集中するためにも「肩こりはなくしたい!」と思うかたは多いかと思います。
では、そもそもなぜ肩こりは起こってしまうのでしょうか。
その原因と、簡単にできる対処法について今回は紹介していきます。
肩こりの原因
主に考えられるのは、2つあります。
〇猫背
肩にある筋肉の中で、肩こりを感じさせる主な筋肉は「僧帽筋」というものになります。
この筋肉は、背中にある肩甲骨という骨と頭蓋骨の後ろ、背骨にくっつく筋肉になります。
画像のように大きい筋肉でもあり、猫背のように背中が丸まった姿勢をとることで、ピーンと張った状態になってしまう筋肉になります。
このピーンと張った状態が筋肉への負担となり、肩こりなどの症状を引き起こしてしまうのです。
また、僧帽筋は頭蓋骨にまでくっつくことから、猫背によって引っ張る力が頭蓋骨にまで及ぶと頭痛の原因となってしまうこともしばしばあります。
〇血流の悪化
筋肉は血流が悪くなると硬くなってしまいます。
それは筋肉が伸びたり縮んだりとゴムのように動くために必要なエネルギーである酸素を、血流が運んでいるために起こります。
血流が悪くなることによって新鮮な酸素を持った血液が筋肉に届きにくくなることで筋肉が硬くなり、だるい、重い、痛いなどといった様々な症状につながってしまうのです。
また、肩にだけ「肩こり」といった症状が起きやすいことにも理由があります。
それは先ほど紹介した「僧帽筋」という筋肉の構造がカギになります。
筋肉には流れてきた血液が逆流しないようにするための機能が備わっているのですが、
僧帽筋にはその機能がないことが多いと分かっています。
そのため、血液が一方向のみに進まずに停滞してしまいやすく、なおかつ他の筋肉と比べて症状を感じやすくなっています。
肩こりの対処法
上記で説明したように、肩こりには血流の悪さが原因の1つとしてあります。
そのため、血流をよくすることが1つの対処法です。
血流をよくするためには、いくつか方法がありますが、ここでは意識するだけで簡単にできるもののみを紹介します。
それは水分を多く取ることです。
人の身体は60~70%が水分と言われています。
血液もその中に含まれているため、体内の水分量が少なくなることで血流は悪くなってしまいます。
理想的な水分の摂取量は、最低でも1.5~2ℓの水を飲むことです。
水以外の飲み物では、おしっこによって水分の排出を促してしまう利尿作用を持っているものや、水分の吸収が効率的にできないものが多くあります。
水をたくさん飲んで、血流をよくすることで肩こりの解消が期待できます。
すでに水をたくさん飲んでいる、またはこの記事の内容を読んで試してみたけど、肩こりが解消しないとお悩みの方は、血流の悪さの他に紹介させていただいた肩こりの原因である猫背が原因になってしまっている可能性があります。
猫背に関しては自分だけでどうにかすることは難しいです。
なぜなら、猫背は今まであなたが生活する中で楽だと思ってとっていた姿勢が完全に癖として定着してしまったものだからです。
癖として定着した姿勢は、自分の意識でどうにかしようとしても、気づいた時には元の猫背の姿勢になっていることが多いです。
そんな猫背でお困りでしたら、私たち「げんきや接骨院」におまかせください。
身体の癖は、人によって違います。
1人1人違った症状、身体の癖、状態に合わせた施術を提供させていただきます。